
善教将大『民度―分極化時代の日本の民主主義』
人々の生活や文化程度、民主政治への成熟度を意味する民度。本書は民度をキーワードに、日本政治の現状を描く。

和田裕弘『豊臣秀長「天下人の賢弟」の実像』
兄秀吉を天下人に押し上げた功労者、豊臣秀長。諸大名の信望厚く、豊臣政権を支えながらも志半ばで病没した五十余年の生涯。

池本大輔『サッチャー「鉄の女」の実像』
サッチャリズムと呼ばれた政策は、「英国病」を克服したと言われる一方、レーガン米大統領とともに新自由主義の急先鋒だとして批判も招いた。本書は、激動の生涯を追い、経済から外交までの政策を俯瞰したうえで、サッチャーの「遺産」を浮き彫りにする。

青井渉『筋肉はすごい健康長寿を支えるマイオカイン』
健康意識が高まり、筋肉への注目が集まっている。本書は人間にとって筋肉がいかに重要か、医学・栄養学・スポーツ科学の見地から解き明かす。
